皇叔
こうしゅく
名詞
標準
文例 · 用例
皇叔ニコライ・ニコライッチ大公が総司令官でルーデンドルフにたちむかうことになったが、そもそもの辷りだしからトチリどおしで、最初の四カ月のうちに大束に二十万の兵力を耗ってしまった。
— 久生十蘭 『淪落の皇女の覚書』 青空文庫
「世譜に依れば、正しく、朕の皇叔にあたることになる。
— 臣道の巻 『三国志』 青空文庫
朕に、玄徳のごとき皇叔があろうとは」 と、帝のおよろこびは一通りでない。
— 臣道の巻 『三国志』 青空文庫
また、それ以来、朝野の人々も、玄徳をよぶのに「劉皇叔」と敬称した。
— 臣道の巻 『三国志』 青空文庫
帝は、曹操の我意に、人知れず、眉をふるわせられたが、ぜひなく、「さらば、劉皇叔も、供して参れ」 と、にわかに詔して、御手に彫弓、金※箭をたずさえ、逍遥馬に召されて宮門を出られた。
— 臣道の巻 『三国志』 青空文庫
「あれが、劉皇叔よ」 などと、警蹕のあいだにも、ささやく声が流れる。
— 臣道の巻 『三国志』 青空文庫
朕は、皇叔が楽しんでくれれば共にうれしかろう」 玄徳は、恐懼して、「おそれ多いことを」 と、馬上ながら、鞍の前輪に顔のつくばかり、拝伏した。
— 臣道の巻 『三国志』 青空文庫
皇叔、朕がそばを離れないでくれよ」 と堤のほうへ、先に駒をすすめて行かれた。
— 臣道の巻 『三国志』 青空文庫