門標
もんぴょう
名詞
標準
nameplate
文例 · 用例
看板というより、門標といった方が似合う。
— 織田作之助 『それでも私は行く』 青空文庫
その門標の掛った軒下へ、鶴雄を待たせて、宮子は中へはいって行った。
— 織田作之助 『それでも私は行く』 青空文庫
まア……」 曖昧に、少しあわて気味に言うと、伊村はちらと門標を見上げて、「あ、そうか。
— 織田作之助 『それでも私は行く』 青空文庫
それでいて門標を見れば、何処の誰だか分らない人の名ばかりじゃないの。
— 岡本かの子 『かの女の朝』 青空文庫
校舎の二階の開け放たれた辺に人のけはいがするので、其処へ声をかけようとして門を入って行くと、草花など植えた庭の右手に平屋建の長屋風の家があって、その一番はずれに柳下という門標が出ていた。
— 若山牧水 『みなかみ紀行』 青空文庫
それは煙草屋や、駄菓子屋の屋号ではなくて、それらの家々の路地奥にある待合や芸妓家の門標であることに気のついた頃はそうした軒燈を幾つとなく見て過ぎた。
— 富田木歩 『小さな旅』 青空文庫
それからは固く釘で打ちつけたが、それでも門標はすぐ剥がされた。
— 横光利一 『微笑』 青空文庫
そして、梶自身の愁いの色をそれと比べて見ることは、失われた門標の、彼を映し返してみせてくれる偶然の意義でもあった。
— 横光利一 『微笑』 青空文庫
作例 · 標準
新しい家に引っ越したので、玄関に立派な門標を掲げた。
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彼の家の門標には、達筆な字で名前が書かれていた。
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門標が古くなり、文字が読みにくくなっていたため、新しいものに交換した。
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