土偶
どぐう
名詞
標準
earthen figure
文例 · 用例
しかし人によると妙にしゃちこばって土偶か木像のように硬直して動かないのがある。
— 寺田寅彦 『藤棚の陰から』 青空文庫
「千の金を献上する約束をしてきたが、千ありゃ、十晩の費用が出る、土偶像にくれてやるは惜しいじゃないか」 奴僕はてんでそんなことは信用していなかった。
— 田中貢太郎 『賭博の負債』 青空文庫
この時となりて、再び寺に入るとそが儘我家に留まるとは、その女子の意志の自由に委ぬといへど、そは只だ掟の上の事のみにて、まことは幼きより尼の裝したる土偶を翫ばしめ、又寺に在る永き歳月の間世の中の罪深きを説きては威しすかし、寺院の靜かにして戒行の尊きを説きては勸め誘ひ、必ず寺に歸り入らしむる習なりとぞ。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
中堀僖庵の萩の栞(天明四年再版)上の十一張裏に「いけこめの御陵とは大和國藥師(寺か)の後にあり、何れの御時にか釆女御門の御別れを歎き生ながら籠りたる也」是は垂仁帝の世に土偶を以て人に代へ殉葬を止められたに拘らず、後代までも稀れに自ら進んで生埋にされた者が有つたのが史籍に洩れて傳説に存したと見える。
— 南方熊楠 『人柱の話』 青空文庫
土偶の集りのやうな芝居を見せられると、ことにさういふ気がするのである。
— 田山録弥 『社会劇と印象派』 青空文庫
拙者せがれ弥七郎儀、七年このかた芝露月町土偶師|泥斎方に奉公まかりあり候ところ、なんの子細あってか、昨二十日夕刻よりとつぜん行くえ知れずにあいなり候との由。
— 献上博多人形 『右門捕物帖』 青空文庫
――雪の道を二丁前後させながら、急ぎに急いでやっていったところは、いわずと知れた芝露月町土偶師泥斎の住まいでした。
— 献上博多人形 『右門捕物帖』 青空文庫
訴え状に土偶師泥斎と書いてあるんで、どこの何者かいなと頭をひねったんだが、こりゃ博多焼きのこぶ泥だといっているんだよ」「はてね」「まだわからねえのかい。
— 献上博多人形 『右門捕物帖』 青空文庫
作例 · 標準
縄文時代の遺跡から、多くの土偶が出土した。
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博物館で見た土偶は、とても神秘的な雰囲気をまとっていた。
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土偶の表情は、当時の人々の信仰を伝えているようだ。
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標準
dogū
作例 · 標準
国宝の遮光器土偶は、その独特な形が特徴だ。
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土偶は、縄文文化を代表する美術品の一つだ。
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美術館で、さまざまな地方の土偶が展示されていた。
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ウィキペディア
土偶(どぐう)は、最狭義では、縄文時代頃の日本列島で作られていた土人形を指す。
出典: 土偶 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0