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間竿

けんざお
名詞
1
標準
文例 · 用例
そうして、その話すところをかいつまんでみると、次のようなことになるのです―― 江戸老中派遣のわいろを取る役人が来て、思う存分に間竿を入れる。
新月の巻 大菩薩峠 青空文庫
四十八 まもなく、ここへ現われて来たのは、珍しく両刀を帯びた検見衆らしいのが二人、間竿を旗差物のように押立てさせた従者と、人夫と、都合七八人の一行でありました。
農奴の巻 大菩薩峠 青空文庫
そこで、期せずしてまずその長持に手がかかるや否や、傍らの水田の中へがむしゃらに抛り込んでしまい、駄賃馬に向っては、持合せの間竿で、その尻っぺたをイヤというほどひっぱたきました。
胆吹の巻 大菩薩峠 青空文庫
六月はじめのある日、この原にオランダ人献上の大臼砲を据えようというので、御鉄砲御用衆といわれる躑躅の間|詰のお歴々が、朝がけから、露もしとどな夏草を踏みしだき、間竿を持った組下を追いまわして、射場の地取りをしていた。
久生十蘭 ひどい煙 青空文庫
忠勝入国の際検地が案外寛大であったので、農民その徳を頌し、土地を測るに用いた間竿を切って神に祭ったのだというのである。
喜田貞吉 オシラ神に関する二三の臆説 青空文庫
しかしながら、それが事実でない事は、その実体がその実間竿の切れではなくて、ただの細い竹であることからでも裏切られる。
喜田貞吉 オシラ神に関する二三の臆説 青空文庫
或いは当初間竿の切れで作ったのであったが、後にそれにならってただの竹で作ったと言うかもしれぬ。
喜田貞吉 オシラ神に関する二三の臆説 青空文庫
それを、激流に繋いだ軽舟の上から、三間竿に力をこめて抜きあげる風景は、夏でなければ見られぬ勇ましさである。
佐藤垢石 香魚の讃 青空文庫
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間竿(けんざお)とは、日本で検地の際に用いられた、長さを測るための竹製の竿である。検地竿(けんちざお)ともいう。

出典: 間竿 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0