嶢
嶢
名詞
標準
文例 · 用例
佐南嶢といふ所をすぐ。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
若しそれ左方の嶢角に踞せんか、先の過ぐ所の溪流小橋眇として遙に眼下に在り。
— 長塚節 『草津行』 青空文庫
彼の高厳荘重なるミルトンまでも一度は此轍を履んとし、嶢※豪逸なるカーライルさへ死後に遺筆を梓するに至りて、合歓|団欒ならざりし醜を発見せられぬ。
— 北村透谷 『厭世詩家と女性』 青空文庫
赤土の裸の丘と、嶢※たる岩地。
— 久生十蘭 『墓地展望亭』 青空文庫
十三 嶢※たる岩山に沿った泥濘の道を、自動車は、どこまでも走って行く。
— 久生十蘭 『墓地展望亭』 青空文庫