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尾ひれ

おひれ
名詞
1
標準
tail and fins
文例 · 用例
しまひには、うはさに尾ひれがついて、あの人は、どんなことでもしつてゐるえらい賢者で、人の秘密でもすぐに見ぬいて言ひあてる、とてもふしぎな人だと、じぶんがためされたやうに言ひふらすものさへ出て来ました。
鈴木三重吉 ダマスカスの賢者 青空文庫
おそらく将軍家の耳にも、身の潔白は歪められて、ゆうべの一条もあることないこと様々に尾ひれをつけた上、さもこちらからお紋の方にゆるしがたき不義の恋しかけたごとく言上されているに違いないのです。
千代田城へ乗り込んだ退屈男 旗本退屈男 第十一話 青空文庫
きみも、こういう話に尾ひれがついて、あちこちでうわさされるのは、きっと不愉快だろう」「はい。
第2章 メリーゴーラウンド、1967年 45回転の夏 青空文庫
とても尾ひれのひらいた、頭でっかちの金魚です。
林芙美子 お父さん 青空文庫
流行のみなりをしていそいそと、まるで尾ひれを振ってあるく金魚かなどのようにしなしなと品をつくッて歩るいている。
相馬泰三 六月 青空文庫
ごっちゃに押しこめられた桶から、急に、鉢の清水へ放されて、金魚はうれしげに、尾ひれを伸ばして泳いでいる。
こけ猿の巻 丹下左膳 青空文庫
こういうふうに、いろいろ尾ひれがついて、そのほうが大きくなってしまったが、もとを正せば、まっすぐな線が見えたというだけのことである。
中谷宇吉郎 犬がなくとガラスがこわれるか 青空文庫
実際、かれは、いつか見たときとくらべるとからだ中が瘠せてしまって、それに鱗のつやがほとんどなくなり、どこか、よろよろと尾ひれのちからも自由にならないようなところが見えました。
室生犀星 寂しき魚 青空文庫
作例 · 標準
例句
2
標準
embellishment (of a story, rumor, etc.)
作例 · 標準
例句