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一粒選り

ひとつぶえり異読 ひとつぶより
名詞
1
標準
careful selection
文例 · 用例
蓄音機と云へば、宿へ着いた時につい隣りの見晴らしの縁側に旅行用蓄音機を据ゑて、色々な一粒選りの洋樂のレコードをかけてゐる家族連の客があつた。
寺田寅彦 伊香保 青空文庫
一粒選りの宝石の個性を並べてもらいたいというのが吾々のようなものの勝手な希望である。
寺田寅彦 二科展院展急行瞥見記 青空文庫
この間内から大倉男爵や横山大観さんなどの歓送迎会などの席上で、京都でも一粒選りの美人を随分見る機会がありましたが、目が美しいとか生え際がいいとか、口許が可愛いとか、兎に角部分的に綺麗な人はかなり沢山ありました。
上村松園 好きな髷のことなど 青空文庫
名義だけの妻が草履の音を立てゝ、入口まで運んで來る一粒選りの米の飯と、鰹節にしたぢ、夕食も晝飯の通りであつた。
上司小劍 太政官 青空文庫
名義だけの妻が毎日三度/\運んで來る一粒選りの米の飯も、此頃は飯櫃を餘り輕くしないで戻すことが多かつた。
上司小劍 太政官 青空文庫
東方四つの大字の議員等は、頻りに隱居へ出入りし始めて、一粒選りの上米の飯を大きな飯櫃に五人前取り寄せることもあつた。
上司小劍 太政官 青空文庫
「牧が国を出る時に、二十人からの警固があったとすれば、今度の旅にも、五人、七人はついている、と考えねばならぬ――その、五人、七人の人数も、一粒選りの腕利きであろう――ところで、わしは、久しく竹刀さえ持たぬし、気は、若い者に負けんつもりでも、足、手が申すことを聞くまいと思われる。
直木三十五 南国太平記 青空文庫
私は昨年から、一粒選りのイチゴを最上のザラメを用いて、一缶につきおよそ三四銭余計にかけて三十五銭で売れるものを造って見たところ、アメリカの二円のものに比していささかも劣らず、イギリスのBCをはるかに凌駕することを発見した。
相馬愛蔵 私の小売商道 青空文庫
作例 · 標準
この商品は、厳選された素材の一粒選りだ。
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彼はチームメンバーを、一粒選りの優秀な人材で揃えた。
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品質の良いコーヒー豆は、まさに一粒選りのものだ。
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