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俯け

うつむけ
名詞名詞-の形容詞
1
標準
facing downward
文例 · 用例
――だが」 ここでちょっと逸作は眼を俯けていたが何気なく言った。
岡本かの子 雛妓 青空文庫
仰げば蓋を張つたやうな樹の翠、俯けば碧玉を溶いたやうな水の碧、吾が身も心も緑化するやうに思はれた。
幸田露伴 華嚴瀧 青空文庫
例のごとくふわふわと両三度土間の隅々を縫いましたが、いきなり俯けになっているお雪の顔へ、顔を押当て、翼でその細い項を抱いて、仰向けに嘴でお雪の口を圧えまして、すう、すうと息を吸うのでありまする。
泉鏡花 湯女の魂 青空文庫
わたくしはまた、「えゝ、来ましたわ」と言って、顔を斜に俯け、女学生風の含羞を見せただけで、直ぐ雪沓を脱ぎかゝりました。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
が、父はその緊張に堪えられないように、面を俯けたまゝ、呟くように云った。
菊池寛 真珠夫人 青空文庫
敵意のある凝視なら、睨み返し得る瑠璃子であったが、そうした火のような熱心の凝視には却って堪えかねたのであろう、彼女は、眩しいものを避けるように、じっと顔を俯けた。
菊池寛 真珠夫人 青空文庫
が、父はその緊張に堪へられないやうに、面を俯けたまゝ、呟くやうに云つた。
菊池寛 真珠夫人 青空文庫
敵意のある凝視なら、睨み返し得る瑠璃子であつたが、さうした火のやうな熱心の凝視には却つて堪へかねたのであらう、彼女は、眩しいものを避けるやうに、ぢつと顔を俯けた。
菊池寛 真珠夫人 青空文庫
作例 · 標準
例句
2
標準
lying face down
作例 · 標準
例句