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爪先立ち

つまさきだち
名詞
1
標準
standing on tiptoes
文例 · 用例
しかも、それをぐいと引き抜いて、爪先立ちになってそのまま便所ですからね。
太宰治 眉山 青空文庫
平たい庭石の上に用意して在った炭俵の上にガサガサと土下座をすると、頬冠を取った目明の良助は、その側から少し離れて、型の如く爪先立ちに跼まった。
――博多名物非人探偵 狂歌師赤猪口兵衛 青空文庫
だから、あるとき、とつぜん門内で、ぎやおぎやおとさわがしい音がしたときには、そら和尚さんの足が痛み出したと思つて、菊次さんは自分の足の痛みも忘れて、立ちあがり、おまけに爪先立ちまでして見たのですが、それは近所ののら犬が境内で喧嘩をしただけのことだとわかつて、菊次さんはがつかりしました。
新美南吉 百姓の足、坊さんの足 青空文庫
蟷螂の竜車に刄向うよりもなお愚かしき手向いだてと思われるのに、引きもせずじりじりと、爪先立ちになって、九本の刄を矢来目陣に備えながら、退屈男に押し迫ろうとしましたので、京弥が伺い顔に傍らから言いました。
後の旗本退屈男 旗本退屈男 第三話 青空文庫
私は期せずして息を呑みこんだが、開け放された扉口を通して、向うの居間がなんとなく取り散らされた気配をさとると、すぐに気をとり直して境の扉口へ恐る恐る爪先立ちに歩み寄り、足元に倒れた人と見較べるようにして居間の中を覗きこんだ。
大阪圭吉 寒の夜晴れ 青空文庫
彼は爪先立ちで、そばを通り過ぎた。
ツルゲーネフ はつ恋 青空文庫
子供は自分も親父の掌を下から覆うように掌を持って来ながら、子雀のように背伸びをし、爪先立ちで震える唇を親父の掌に押しつける。
田中英光 箱根の山 青空文庫
雪之丞、ズーッと、匕首を揚げて、爪先立ちになる。
三上於菟吉 雪之丞変化 青空文庫
作例 · 標準
棚の上の物を取ろうと、背伸びをして爪先立ちになった。
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子供は、背の高い大人たちの間からステージを見ようと爪先立ちになった。
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バレエのレッスンでは、美しい爪先立ちを維持する訓練が重要だ。
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