幻辞.com

詰間

つめのま
名詞
1
標準
文例 · 用例
半刻ほどして書庫を出た浅二郎は、老職の詰間へ行って靱負に会った。
山本周五郎 入婿十万両 青空文庫
五 登城した浅二郎は、その日から勘定方詰間へ籠り、布目玄蕃を始め役向の者と共に、藩政に関するあらゆる書類を集めて改革案の起草に取掛った。
山本周五郎 入婿十万両 青空文庫
それは驚くべき努力であった、玄蕃や定役の多くは定刻に登城し、また退出するのだが、浅二郎だけは詰間から一歩も外へ出ず、朝は払暁から夜は三更に及ぶまで、筆紙を手から放さず働きつづけた。
山本周五郎 入婿十万両 青空文庫