だいず
だいず
副詞
標準
very
文例 · 用例
ただいずこともなく誇れる鷹の俤、眉宇の間に動き、一搏して南の空遠く飛ばんとするかれが離別の詞を人々は耳そばだてて聴けど、暗き穴より飛び来たりし一矢深くかれが心を貫けるを知るものなし、まして暗き穴に潜める貴嬢が白き手をや、一座の光景わが目にはげに不思議なりき。
— 国木田独歩 『おとずれ』 青空文庫
ただいずれの場合においても応用心理学の方でよく研究されている「証言の心理」「追憶の誤謬」に関する十分の知識を基礎としてそれらの資料の整理をしなければならないことはもちろんであるが、しかし整理は百年の後でも出来る。
— 寺田寅彦 『埋もれた漱石伝記資料』 青空文庫
――(これ古服は黒し、俺は旅まわりの烏天狗で、まだいずれへも知己にはならないけれど、いや、何国の果にも、魔の悪戯はあると見える。
— ――(前題――楊弓) 『ピストルの使い方』 青空文庫
それから鼻にはあずきがなり、おなかに、むぎとだいずがなりました。
— 鈴木三重吉 『古事記物語』 青空文庫
彼方は黒塀がひしひしと、遥に一|並、一ツ折れてまた一並、三階の部屋々々、棟の数は多いけれど、まだいずくにも灯が入らず、森として三味線の音もしない。
— 泉鏡花 『註文帳』 青空文庫
足下は初めて子供等の世話をするのだが、どうだいずいぶんうるさい厄介なものだろう。
— 大杉栄 『獄中消息』 青空文庫
二年生になる時学校の規則で文学を志望するか哲学を志望するかを決定しなければならなかったので、私は哲学と書いて出しはしたが、自分の心ではまだいずれとも決定しかねていた。
— 三木清 『読書遍歴』 青空文庫
三菱電機が一六ビット機を参考出品した段階では、マルチプランはまだいずれのマシン向けのバージョンも発売されてはいなかった。
— 富田倫生 『パソコン創世記』 青空文庫
作例 · 標準
「この料理、だいずうめえな!もう一杯おかわりしてもいいかい?」
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
じいちゃんが「今日はだいず冷え込むから、火の用心だ」と注意してくれた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
都会の生活はだいず忙しくて、たまには故郷の静かな山を思い出すよ。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview