幻辞.com

富み栄える

とみさかえる
動詞
1
標準
文例 · 用例
爺は戻って、これを知って、ひどく悲しんでいると、夢にその子どもが出てきて、泣くな爺さま、おれの顔に似た面を粘土で造って、毎日よく目にかかる竈の柱に掛けておけ、そうすれば家がかならず富み栄えると教えてくれた。
佐々木喜善 東奥異聞 青空文庫
ある店は千客万来の大繁昌で、全店員一生懸命の働きをしても間に合わぬというのに、ある店では堂々たる店舗を構えながら門前|雀羅を張るが如しという不景気、また一族相率いていわゆる上り身代となって富み栄えると見れば、次には眷属ことごとく没落の一途を辿り四方に離散する。
――所信と体験―― 一商人として 青空文庫
今日のような変動の激しい時勢に、三年もじっと受身でいたらひとりでに国が富み栄えるなどとは、痴者の夢よりもまだ愚かしい。
臣道の巻 三国志 青空文庫
富み栄える(とみさかえる) — 幻辞.com