扱く
こく
動詞-五段-カ行動詞-他動詞頻度ランク #15769 · 青空 226 例
標準
to thresh
文例 · 用例
片頬に触れた柳の葉先を、お品はその艶やかに黒い前歯で銜えて、扱くようにして引断った。
— 泉鏡花 『三尺角』 青空文庫
其処で渋りながら備中守の差出す腕を、片手で握添へて、大根おろしにズイと扱く。
— 泉鏡太郎 『怪力』 青空文庫
」 爾時は、瞼を離して、はらりと口元を半を扱くにつれて、真白な絹の、それにも血の影が映すやうに見えた。
— 泉鏡太郎 『続銀鼎』 青空文庫
……一|度線を曳いて窓へ出して、ねばり着いた蟲の數を、扱くほど、はたきに掛けて拂ひ棄てたが、もとへ据ゑると、見る/\うちに堆いまで、電燈のほやが黒く成つて、ばら/\と落ちて、むら/\と立ち、むず/\這ふ。
— 泉鏡太郎 『淺茅生』 青空文庫
片頬に觸れた柳の葉先を、お品は其艶やかに黒い前齒で銜へて、扱くやうにして引斷つた。
— 泉鏡花 『三尺角』 青空文庫
」 と烟草を差置き、唇を両三度|手巾にて押拭い、その手をすぐに返して髯を扱く。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
桂子はそれから襟元を少し掻き寛げ、右手の拇指を右の前脇の帯に突き込んで扱くと同時に、体格のいゝ胴を捻つた。
— 岡本かの子 『花は勁し』 青空文庫
その癖、先生には、かえって、遠慮の無い様子で、肩を並べるようにして支膝で坐りながら、火鉢の灰をならして、手でその縁をスッと扱く。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
作例 · 標準
稲刈りの季節、農家の人たちは朝から晩まで機械で稲を扱く作業に追われる。
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新入部員たちは、鬼コーチから息もつかせぬほど徹底的に扱かれた。
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汚れを落とすために、紐のような布を両手で交互に引いて扱き洗いをした。
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