治部
じぶ
名詞
標準
文例 · 用例
東京日日新聞社政治部、小泉邦録。
— 太宰治 『虚構の春』 青空文庫
「北伐軍にゃ、まだ/\政治部を出た共産党が、だいぶまじっとるんだよ。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
」 ほーつと肩でする思はせぶりな太い息と共に吐き出したのは、組合の政治部員と黨の幹部を兼ね、今度の選擧には辯士隊の一人であつた山田三次である。
— 島木健作 『一過程』 青空文庫
永正十一(十七)年|駿河国興津に生れ、今川治部大輔殿に仕え、同国|清見が関に住居いたし候。
— 森鴎外 『興津弥五右衛門の遺書』 青空文庫
暫くすると、果して石田|治部少輔三成が佐和山城から出て來て、身方の諸大名を大阪へ集めた。
— 森鴎外 『栗山大膳』 青空文庫
小林君はわたしと入れ代りに萬朝報社へ転じて、後には劇評家などはすっかり廃業してしまって、同社の政治部記者として有力の地位を占めるようになったが、中央新聞社にあるころは蜃気楼主人の名を以て盛んに劇評をかいていた。
— 岡本綺堂 『明治劇談 ランプの下にて』 青空文庫
高橋は鋭い一瞥を私に與へて、『例へばだ、社で誰が一番給仕に呶鳴りつけるかといふと、政治部の高見と僕等の方の逢坂だ。
— 石川啄木 『我等の一團と彼』 青空文庫
一八五六年シンガポール刊行『印度群島および東亜細亜雑誌』二輯二巻一六五頁)、本朝には『治部式』所載祥瑞百四十四種中に鼠全く見えねど、〈大同四年三月|辛酉山城国白鼠を献ず〉(『日本|後紀』一七)などあれば、白鼠は瑞とされざるまでも珍とされたに相違なし。
— 鼠に関する民俗と信念 『十二支考』 青空文庫