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虫部屋

むしべや
名詞
1
標準
文例 · 用例
「その一つの手は萩丸殿を、虫部屋の中へ入れまして、一種の拷問をいたしますことで……」「ナニ虫部屋へ!
国枝史郎 猫の蚤とり武士 青空文庫
」「なるほど虫部屋
国枝史郎 猫の蚤とり武士 青空文庫
」「あの虫部屋へ入れられようものなら……」「いかな強情の萩丸殿であろうと恐怖に堪えず苦痛に堪えず……」「我々の云うこと聞きましょうぞ」 同志たちは口々に云い出した。
国枝史郎 猫の蚤とり武士 青空文庫
……ついては拙者萩丸殿を、虫部屋に入れて一種の拷問、――拷問をして是が非であろうと、宥免状書かせるよう致すでござろう」「おおそれでは貴殿において、萩丸殿を虫部屋に入れる役目、お引き受けくださると仰せられるか」 喜ばしそうに兵庫は云った。
国枝史郎 猫の蚤とり武士 青空文庫
虫部屋 娘を尾行けて浅草から、この屋敷へまでやって来た。
国枝史郎 猫の蚤とり武士 青空文庫
「ついてはまことにお痛わしゅうござるが、虫部屋と称する特殊の部屋へお住居をお移し致さねばならず、いやお移しいたすでござろう!
国枝史郎 猫の蚤とり武士 青空文庫
「どこにあるのだ、その虫部屋は?
国枝史郎 猫の蚤とり武士 青空文庫
「へい、用意はお云い付けどおり、致し置きましてござります」「そうか」 と云うと背後を見、「いざ萩丸殿、おはいりくだされ」「うむこれが虫部屋か」 萩丸は躊躇せずに家の中へはいった。
国枝史郎 猫の蚤とり武士 青空文庫