鼠族
そぞく
名詞
標準
rodents
文例 · 用例
(明治四十年十二月十八日『東京朝日新聞』) 五十二 ペストと蚤 ペストと云えば鼠を聯想するが、鼠族の間にこの病毒を拡めるものは蚤だという事がだんだんに確かめられるらしい。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
このような騒ぎがあった後にも鼠族のいたずらはやまなかった。
— 寺田寅彦 『ねずみと猫』 青空文庫
これは昔七座の神に命ぜられて堤に穴を穿ち、湖を疏水した鼠で、猫を惧れて出なんだので七座の神が鼠を捕らねば蚤を除きやろうと約して猫を控えさせ、さて鼠族一夜の働きで成功した。
— 鼠に関する民俗と信念 『十二支考』 青空文庫
「あのやうな賤しい溝鼠共を敵にするのも汚らはしいが、ひろく一般の鼠族の名誉のためにこの際を期して、退治して置いた方が後世のためにもなるか知れぬな。
— 牧野信一 『船の中の鼠』 青空文庫
vaio は栗鼠族の動物の名、紋章の語にてはその皮模樣を紋所に現はすをいふ、ピーリ家の家紋はヴァイオの一縱線(即ち柱)を赤地にあらはしゝものなれはかく言へり〔サッケッティ、ジュオキ〕等フィレンツェの舊家名族を擧ぐ〔赤らむ家族〕「キアラモンテージ」家。
— LA DIVINA COMMEDIA 『神曲』 青空文庫
我々大の男が如何に猛威をふるって怒罵叱責してもその威力はこの仔猫が一分間の悲鳴哀泣に及ばない、ものには各々天分があるものだと云う事がつくづく思わせられる、それから以後、別々に母屋と寮との間に毎晩はなして寝かせて、鼠族鎮台の役を勤めさせることにした。
— 第一冊 植民地の巻 『百姓弥之助の話』 青空文庫
人類をも包含する日本全国の動物中で、首都の鼠族ほど食糧に屈托せぬものはないといってよい。
— 野鳥雑記 『野草雑記・野鳥雑記』 青空文庫
作例 · 標準
古い家屋には、よく鼠族が住み着いているものだ。
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農作物を守るため、鼠族の駆除は欠かせない。
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研究室では、様々な種類の鼠族が実験動物として飼育されている。
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