琳派
りんぱ
名詞
標準
Rimpa school (of painting, 17th-early 20th century)
文例 · 用例
もう一つ形容すると、始めから琳派の画工の筆に上る為に、生えて来た竹だと云ふ気がする。
— 芥川龍之介 『京都日記』 青空文庫
いわゆる光琳派はすべて、茶道の表現である。
— 茶の本 『茶の本』 青空文庫
並んだ石燈籠の蔭や敷石の上にまるで造花としか見えぬ椿の花の落ち散っている有様は、極めて写実的ならざる光琳派の色彩を思わしめる。
— 永井荷風 『霊廟』 青空文庫
中でも先代竹葉の主人は名画が非常に好きで、とりわけ琳派の蒐集があって、今日特にやかましくいわれている宗達、光琳のものなど数十点集めておったほどの趣味家で、この点だけでも大したものであった。
— 北大路魯山人 『鰻の話』 青空文庫
「博物館に、いま光琳・抱一など、琳派の陳列があるのじゃがな。
— 小川未明 『町の真理』 青空文庫
絵画においては、平安朝の絵巻やその後の宋画・文人画・浮世絵、あるいは琳派の装飾画に至るまで、種々の方面にこの巧さを生かせている。
— 和辻哲郎 『古寺巡礼』 青空文庫
三渓の蒐集品は文人画ばかりでなく、古い仏画や絵巻物や宋画や琳派の作品など、尤物ぞろいであったが、文人画にも大雅、蕪村、竹田、玉堂、木米などの傑れたものがたくさんあった。
— 和辻哲郎 『漱石の人物』 青空文庫
前述したように、苦学目的で上京した当時、蒔絵師T氏の許で多少蒔絵を習ったり、図案を採るため、琳派や土佐画の模写に眼をただらした事があるので、何かの折、いたずら描きでもぬたくると、今でもその下地が意識なく出るのである。
— ――四半自叙伝―― 『忘れ残りの記』 青空文庫
作例 · 標準
尾形光琳の「紅白梅図屏風」は、琳派を代表する傑作の一つである。
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琳派の絵師たちは、大胆な構図と華やかな金箔使いを得意としていた。
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現代のデザインにも、琳派の装飾的な美学は大きな影響を与えている。
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ウィキペディア
琳派(りんぱ)とは、桃山時代後期に興り近代まで活躍した、同傾向の表現手法を用いる造形芸術上の流派または美術家・工芸家らやその作品を指す名称。
出典: 琳派 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0