幻辞.com

間にある

あいだにある
表現形容詞-語幹
1
標準
intervening
文例 · 用例
彼は単なる冷酷漢で、それゆゑ却て平和の中ではやさしい人とみえる、或時は自分をディアボリストかなと思つたりして満足してみる、かのお仁好しと天才との中間にある、得態の知れない輩なのである。
中原中也 我が生活 青空文庫
少なくも親戚の老人などの中にはこの災難と厄年の転業との間にある因果関係を思い浮べるものも少なくないだろう。
寺田寅彦 厄年と etc. 青空文庫
天地の間にあるものは唯向ふの森と家と芋畑とそして一枚のスケッチ板ばかりであつた。
寺田寅彦 寫生紀行 青空文庫
そうして、自然界における関係の如何は別として、意識の世界にあっては、酸味は甘味と渋味との中間にあるのである。
九鬼周造 「いき」の構造 青空文庫
縁側で新聞が読めるか読めないかというくらいの明るさの時刻が開花時で、開き始めから開き終りまでの時間の長さは五分と十分の間にある
寺田寅彦 烏瓜の花と蛾 青空文庫
百分の一近辺のものは猩々、鹿、猫など、それから下って百分の一より千分の一の間にあるのが麒麟、象、羚羊、獅子、袋鼠、鷲、白鳥、雉、鼠、蛙、鯉など、なお一層下って千分の一より一万分の一の間には海馬、鯨、鰐、海鰻、章魚などがひかえている。
寺田寅彦 話の種 青空文庫
それで現世界における動物の脳の目方は体量の二十分の一以下万分の一の間にあるものと思えばよい。
寺田寅彦 話の種 青空文庫
彼は多少キじるしだとの評がホールの仲間にあるけれども、おそらくホールの御連中にキ的傾向を持っていないかたはあるまいと思われる。
国木田独歩 号外 青空文庫
作例 · 標準
例句
間にある(あいだにある) — 幻辞.com