缶室
かんしつ
名詞
標準
文例 · 用例
二人の農夫は次から次とせわしく落ちて来る芯を集めて、小屋のうしろの汽缶室に運びました。
— 宮沢賢治 『耕耘部の時計』 青空文庫
機関室の方も汽罐室の方も、非常な困難があった。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
汽罐室のま上のコック場では、コックが、いつも一度で炊く飯を五度ぐらいに分けて炊かねばならなかったし、お菜も同様な方法にしてなお、汁物は作るわけに行かなかった。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
二人の農夫は次から次とせはしく落ちて来る芯を集めて、小屋のうしろの汽罐室に運びました。
— 宮沢賢治 『耕耘部の時計』 青空文庫
そこから、裏庭の汽罐室や、その周囲の空地が見下せた。
— 宮本百合子 『伸子』 青空文庫
その開いた戸の間から汽罐室の中を見た時に、僕が先づ思ひ出したのは「パラダイス・ロスト」の始めの一章である。
— 芥川龍之介 『軍艦金剛航海記』 青空文庫
砲塔、水雷室、無線電信室、機械室、汽罐室――勘定するばかりでも、容易な事ではない。
— 芥川龍之介 『軍艦金剛航海記』 青空文庫
「フルスピード」 船橋から汽罐室へ、送話管を通して号令が伝わる。
— 佐藤垢石 『鯨を釣る』 青空文庫