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意を迎える

いをむかえる
表現動詞-一段
1
標準
to cater to another's wish
文例 · 用例
酷吏として聞こえた一|廷尉が常に帝の顔色を窺い合法的に法を枉げて帝の意を迎えることに巧みであった。
中島敦 李陵 青空文庫
悪戯好のものは太十の意を迎えるようにして共に悲んだ容子を見てやった。
長塚節 太十と其犬 青空文庫
一言でも先方の意を迎えるような事をいえば、急に卑しくなる、唖の奴隷のごとく、さきのいうがままにふるまっていれば愉快である。
夏目漱石 三四郎 青空文庫
他民族の意を迎えるために我々の風俗習慣を歪曲した映画を作るがごときことは良心ある芸術家の堪え得べきことではない。
伊丹万作 映画と民族性 青空文庫
之は例えば、よろしくやって呉れと上官から頼まれた下端役人が、思い過ごしから強いて上官の意を迎えるような行政をやるのと、全く同じ風情と見る他あるまい。
戸坂潤 思想動員論 青空文庫
同時に、わざと向うの意を迎える様な言葉を掛けて、相手を殊更に気の毒がらせる結果を避けた。
夏目漱石 それから 青空文庫
処刑される前に革命裁判の法廷に呼び出されて審問を受けた時、証人エベールという男は、革命裁判の意を迎えるためか、彼女にとって最も不利となるべき破廉恥事件を立証した。
野上豊一郎 パリの地下牢 青空文庫
何れが、味聖の意を迎えるか知れないけれど、関西人と関東人との舌の感覚には、こんな異いのあるのを興味深く思う。
佐藤垢石 葵原夫人の鯛釣 青空文庫
作例 · 標準
彼女は上司の意を迎えるのがうまく、社内で早く昇進した。
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顧客の意を迎えるためには、細かい要望にも応える必要がある。
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彼は常に周囲の意を迎えてばかりいるので、自分の意見がないと思われがちだ。
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意を迎える(いをむかえる) — 幻辞.com