お世辞を言う
おせじをいう
表現動詞-五段-ウ行
標準
to flatter
文例 · 用例
「私がお世辞を言うものですかな、真実ですえ。
— 泉鏡花 『歌行燈』 青空文庫
討論の現場に居合せたもうひとりの下僚は、「いえ、いえ、どうして、かいとう乱麻を断つ、というところでしたよ」 とお世辞を言う。
— 太宰治 『家庭の幸福』 青空文庫
「とにかく、あの放送は、たのしみだなあ」 下僚は、なおも小声でお世辞を言う。
— 太宰治 『家庭の幸福』 青空文庫
色が黒いとて茶断ちしている叔母に面と向って色が白いとお世辞を言うことも覚えた。
— 織田作之助 『放浪』 青空文庫
ついでだから言うけれども、君たち「洋行者」は、妙にあっさりお世辞を言うネ。
— 太宰治 『如是我聞』 青空文庫
先輩は「過去」という亡霊が今なお生きていると錯覚して、後輩を失敬にもこの乾枯びた枠の中に入れて眺め、さて、自信がないものだから、おしまいには決まってお世辞を言う。
— 原口統三 『二十歳のエチュード』 青空文庫
お世辞を言うこともなきゃ、何にもありゃしない。
— 宮嶋資夫 『恨なき殺人』 青空文庫
これは全く御令妹のお手料理だからこんなにおいしいのだね」と柄になきお世辞を言う。
— 春の巻 『食道楽』 青空文庫
作例 · 標準
この言葉の定義は「to flatter」である。
「to flatter」という意味で使われることが多い。
to flatter」という概念は重要だ。
その出来事は「to flatter」の良い例だ。