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見上げるよう

みあげるよう
表現形容動詞
1
標準
towering
文例 · 用例
この中で、我が奥常念は一と際高い、殊に蝶ヶ岳に向って低く下っているところは、波の如き山を躍らすこと七、八峰、峰は皆磐石を畳んだもので、石は皆裂け、偃松と、岩ぶすまという地衣が布いているばかり、この方面から常念を望むと、前の婉容はなくなって、見上げるように急峻に尖っている。
小島烏水 奥常念岳の絶巓に立つ記 青空文庫
枝から枝を伝うと見えて、見上げるように高い木の、やがて梢まで、かさかさがさり。
泉鏡花 高野聖 青空文庫
その友達は矢張西洋人で、しかも僕より二つ位|齢が上でしたから、身長は見上げるように大きい子でした。
有島武郎 一房の葡萄 青空文庫
丸々と肥えた背の低い母は、清逸を見上げるようにして不恰好に帯を揺りあげながら、「やっぱりよくないとみえるね」 と心配を顔に現わしていってくれた。
有島武郎 星座 青空文庫
なるほど、揺れません地震でござりましたもの、いくらでも荷は出せますが、しかしその荷物を投り出していた方が、白い浴衣を着た、見上げるような大入道だったと、申して、例のどんよりした薄明じゃござりますし、ちょうどその時分、どこからともなく衣類や鞄などが降った最中、それを見たものが、魔ものじゃと申します。
泉鏡花 わか紫 青空文庫
大な広い本堂に、一体見上げるような釈尊のほか、寂寞として何もない。
泉鏡花 七宝の柱 青空文庫
障子も普通よりは幅が広く、見上げるような天井に、血の足痕もさて着いてはおらぬが、雨垂が伝ったら墨汁が降りそうな古びよう。
泉鏡花 草迷宮 青空文庫
中に一本、見上げるような丈のびた山百合の白いのが、うつむいて咲いていました。
泉鏡花 草迷宮 青空文庫
作例 · 標準
門の前に立つと、見上げるような大男が立ちはだかって通行を遮った。
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峠を越えると、目の前に見上げるような連峰が姿を現した。
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巨大なダムの壁を見上げるような位置から見ると、その威圧感に足がすくむ。
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見上げるよう(みあげるよう) — 幻辞.com