鉄道省
てつどうしょう
名詞
標準
Ministry of Railways (1920-1943)
文例 · 用例
事実はとにかく、このような連関は鉄道省とそれを統率する内閣とが一つの有機体である以上可能なことである。
— 寺田寅彦 『破片』 青空文庫
鉄道省で出来た英文のモーターロードマップがあって、これは便利であるが、あまりに簡単でその道路と他の地物との関係が不明であり、また最近のところまでアップ・ツ・デートにはなっていないらしい。
— 寺田寅彦 『異質触媒作用』 青空文庫
これと同じような不満は従来の鉄道省の宣伝映画を見ているうちにもしばしば感じたことがある。
— 寺田寅彦 『映画雑感(4)』 青空文庫
しかしいくら日本の鉄道省でも画家の写生を禁じているとは考え得られなかった。
— 寺田寅彦 『写生紀行』 青空文庫
それが今日では、一泊はおろか、日帰りでも悠々と箱根や熱海に遊んで来ることが出来るようになったのであるから、鉄道省その他の宣伝と相待って、そこらへ浴客が続々吸収せらるるのも無理はない。
— 岡本綺堂 『温泉雑記』 青空文庫
いまだ嫁がず、鉄道省に通勤している。
— 太宰治 『ろまん燈籠』 青空文庫
ふと木之助は「鉄道省|払下げ品、電車中遺留品、古物」と書かれた白い看板に眼をとめた。
— 新美南吉 『最後の胡弓弾き』 青空文庫
そこで、今度の話は印旛沼の庄亮君の宅を訪ねた時に初まるのだが、彼は鉄道研究会員の一人で、新聞聯盟の外報部長であるところから、鉄道省主催のこの観光団に五、六人の同勢と乗り組むはずになっていた。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
作例 · 標準
鉄道省が設置されたことで、日本の鉄道網は軍事や産業の発展に合わせて急速に拡大していった。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
祖父が大切に保管していた古い切符の裏には、「鉄道省」の文字がくっきりと刻まれている。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
鉄道省は戦後の改編を経て、日本国有鉄道、そして現在のJR各社へとその歴史を繋いでいる。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview