音画
おんが
名詞
標準
Tonmalerei (musical imagery)
文例 · 用例
レコードは浅草の盛り場の光景を描いた「音画」らしい、コルネット、クラリネットのジンタ音楽に交じって花屋敷を案内する声が陽気にきこえていた。
— 寺田寅彦 『時事雑感』 青空文庫
こういうものができるようになった場合に、その「音画」のシナリオはどんなものが可能であろうか。
— 寺田寅彦 『ラジオ・モンタージュ』 青空文庫
その多数な「歌仙」や「百韻」のいかなる部分を取って来ても、そこにこの「放送音画」のシナリオを発見することができるであろう。
— 寺田寅彦 『ラジオ・モンタージュ』 青空文庫
そこで彼はそれを映写機にかけて、台本と較べながら、音画校正をやったのであった。
— 海野十三 『獏鸚』 青空文庫
続いて田園的な美しきをもった「第二シンフォニー」を発表し、ベートーヴェンの「第六シンフォニー(田園)」と共に、ウィーンの平和な郊外描写の音画として、後の人に愛されるようになった。
— 野村胡堂 『楽聖物語』 青空文庫
コルトーのこの十二曲の演奏は、ギーゼキングのようなメカニカルな美しさはないが、一つ一つがショパンの前奏曲におけると同じく、コルトーの非凡の解釈を通した音画である。
— 野村胡堂 『楽聖物語』 青空文庫
けれど、うちの中はとにかく、おもてにむいたへやだけはまっくらで、そのくせずっと奥のへやからは、おんがくがきこえました。
— SKYGGEN 『影』 青空文庫
外国の学者は、このおんがくを、じつにいいものだとおもっていました。
— SKYGGEN 『影』 青空文庫
標準
sound film