へべれけ
へべれけ
形容動詞名詞-の形容詞
標準
dead drunk
文例 · 用例
「へべれけに酔っ払いてえなあ。
— 葉山嘉樹 『セメント樽の中の手紙』 青空文庫
「へべれけになって暴れられて堪るもんですか、子供たちをどうします」 細君がそう云った。
— 葉山嘉樹 『セメント樽の中の手紙』 青空文庫
へべれけに酔っぱらった大そう年をとり過ぎた踊子が、私の傍へ来て、ポートワインをねだるので、振舞ってやると、やがて彼女は、ダンス位出来なくては可哀相だから、教えてやると云って、私の両手を掴んで立ち上がるのであった。
— 渡辺温 『ああ華族様だよ と私は嘘を吐くのであった』 青空文庫
三味線に囃されてちょんぬけをやり、裸になる代りに酒を呑まされ、へべれけになって座敷を出たまでは覚えているが、帰ってから二階で親爺に介抱されたような気もするが、あのくりくりした目で見ていられたようにも思われ、それが幻覚であったようにも思われた。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
姐さん株の福太郎と春次が長唄の地方でお酌が老松を踊ると、今度は小稲が同じ地方で清元の春景色を踊るのだったが、酒がまわり席のやや紊れた時分になって、自称女子大出の染福が、へべれけになって現われ、初めから計画的に酒を呷って来たものらしく、いきなり若林の傍に坐っている銀子の晴子に絡んで来るのだった。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
一滴でもアルコールがはいったら最後、あなたはへべれけになるまで承知しないんだから折角ひっくくって来たんだから、こっちはあくまで強気で行くよ。
— 織田作之助 『四月馬鹿』 青空文庫
外へ出ると千鳥足、どう見てもへべれけで。
— A STUDY IN SCARLET 『緋のエチュード』 青空文庫
私あ例のへべれけで、素見数の子か何か、鼻唄で、銭のねえふてくされ。
— 泉鏡花 『三枚続』 青空文庫
作例 · 標準
会社の忘年会で飲みすぎた課長は、すっかりへべれけになって千鳥足で帰っていった。
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「昨日はへべれけに酔っぱらって、どうやって家まで帰ったのか全く記憶がないよ」
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終電間際の駅のホームには、へべれけになってベンチで眠り込んでいるサラリーマンの姿があった。
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