蹌踉き
よろめき
名詞
標準
文例 · 用例
そして跣足のまま、蹌踉きながら、咳につぶれた声で呼び立てた。
— 渡辺温 『勝敗』 青空文庫
沈痛の呻吟この時、闇重き夜色のなかに蓬髪の男|蹌踉き落涙す、蒼白き頬に。
— 北原白秋 『邪宗門』 青空文庫
権四郎爺は、二間道路の路幅一っぱいに、右斜めに歩いては左斜めに歩き、左斜めに歩いては右斜めに歩き、蹌踉きながら蛇行した。
— 佐左木俊郎 『黒い地帯』 青空文庫
」 権四郎爺は蹌踉き去りながら言った。
— 佐左木俊郎 『黒い地帯』 青空文庫
権四郎爺は泥田の中へ蹌踉き落ちた。
— 佐左木俊郎 『黒い地帯』 青空文庫
長順 (蹌踉きながら立ち上りて、南蛮寺の門扉に至り倚る。
— 木下杢太郎 『南蛮寺門前』 青空文庫
「いえ、滑り行く――なんてどうして、彼奴は蹌踉き行ったのですよ。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
そこへ来ると飛行機はもうよろよろと蹌踉きます。
— 有尾人 『人外魔境』 青空文庫