甘酒
あまざけ
名詞
標準
sweet half sake
文例 · 用例
私は馬場と上野公園内の甘酒屋で知り合った。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
清水寺のすぐちかくに赤い毛氈を敷いた縁台を二つならべて置いてある小さな甘酒屋で知り合った。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
私が講義のあいまあいまに大学の裏門から公園へぶらぶら歩いて出ていって、その甘酒屋にちょいちょい立ち寄ったわけは、その店に十七歳の、菊という小柄で利発そうな、眼のすずしい女の子がいて、それの様が私の恋の相手によくよく似ていたからであった。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
私の恋の相手というのは逢うのに少しばかり金のかかるたちの女であったから、私は金のないときには、その甘酒屋の縁台に腰をおろし、一杯の甘酒をゆるゆると啜り乍らその菊という女の子を私の恋の相手の代理として眺めて我慢していたものであった。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
ことしの早春に、私はこの甘酒屋で異様な男を見た。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
たったいま教ったばかりのフランスの叙情詩とは打って変ったかかる無学な文句に、勝手なふしをつけて繰りかえし繰りかえし口ずさみながら、れいの甘酒屋を訪れたのである。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
その男が赤毛氈の縁台のまんなかにあぐらをかいて坐ったまま大きい碾茶の茶碗でたいぎそうに甘酒をすすりながら、ああ、片手あげて私へおいでおいでをしたでないか。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
あの、いちど落第したものですから」「はあ、芸術家ですな」にこりともせず、おちついて甘酒をひと口すすった。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
作例 · 標準
私は毎日甘酒について考えている。
甘酒という言葉は日本語で重要だ。
彼は甘酒の意味を理解している。
この文には甘酒が含まれている。
ウィキペディア
甘酒(あまざけ、「醴」とも表記)は日本の伝統的な甘味飲料の一種で、見た目はどぶろくに似て混濁している。甘粥(あまがゆ)とも呼ばれる。
出典: 甘酒 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0