数知れない
かずしれない
形容詞
標準
countless
文例 · 用例
天の川を数知れない氷がうつくしい燐光をはなちながらお互ぶっつかり合ってまるで花火のやうにパチパチ云ひながら流れて来向ふには大犬座のまばゆい三角標がかゞやきました。
— 宮沢賢治 『〔「銀河鉄道の夜」初期形一〕』 青空文庫
雨に光沢を得た樹の葉がその灯の下で数知れない魚鱗のような光を放っていた。
— 梶井基次郎 『城のある町にて』 青空文庫
アンタがたみたいな立派な若い人が十何人も、お国のためとはいいながら、今から半年も経たないうちに粉ミジンになってこの地上から消えてしまうなんて……あたしシンから惜しい気がするわ」 新張家の豪華を極めた応接室の中央と四隅のシャンデリアには、数知れない切子球に屈折された、蒼白な電光が煌々と輝き満ちている。
— 夢野久作 『女坑主』 青空文庫
でなければ、白い白い雪よりも、もっとまっ白な、数知れない小さな光が燃えているのだと、思うこともできたでしょう。
— ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 『雪だるま』 青空文庫
そして、それは数知れないほど、たくさんの、漁師達が、ついぞ見かけたことのないやうな、名もしれぬ不思議なものが、水面で星のやうにきらきらと光りました。
— 童話集 『小熊秀雄全集-14』 青空文庫
筆だけでも幾千種あるか数知れないからな。
— 横光利一 『旅愁』 青空文庫
並ぶ自動車その数知れない。
— 夢野久作 『ドグラ・マグラ』 青空文庫
しかし純な少女の心と肉が今の様な状態に魂も肉体も変えるまでには無意識の裡に数知れない苦痛と悩みを忍耐して来たに相違はない。
— 地に潜むもの 『地上』 青空文庫
作例 · 標準
その科学者の発見は、数知れない人々の命を救うことになった。
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彼がこれまでに描いてきた絵は、数知れないほど多い。
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この遺跡からは、数知れない土器の破片が出土している。
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