徒刑囚
とけいしゅう
名詞
標準
文例 · 用例
その時に、その何物も見得ない暗の中で、懸命に波浪と潮流とに対抗することは、その運命を、牢獄内に朽ちしめるように決定された、無期徒刑囚のような神経になりおおせた彼らであっても、なし得ない辛抱であった。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
無期徒刑囚として宮本は網走刑務所に移された。
— 宮本百合子 『年譜』 青空文庫
監獄の中にはもう九か月というもの、第二級徒刑囚ロジオン・ラスコーリニコフが禁錮されていた。
— フョードル・ミハイロヴィッチ・ドストエフスキー 『罪と罰』 青空文庫
」もう一人が応じた、「まるで徒刑囚の暮らしだ。
— В ССЫЛКЕ 『追放されて』 青空文庫
それはインテリの一部に徒刑囚の取扱改善運動を起させ、ひいては当局の施策にも少からぬ影響を及ぼした。
— ――チェーホフ序説の一部として―― 『チェーホフ試論』 青空文庫
それはインテリの一部に徒刑囚の取扱改善の運動をまき起させ、ひいては当局の施策にも少からぬ影響を及ぼした。
— ――一つの反措定として―― 『チェーホフ序説』 青空文庫
石黒隊、徒刑囚組二百六十二名は解体されて新たに三個中隊に改編され、阪本中尉が一中隊長、高桑中尉が二中隊長、森下少尉が三中隊長、大迫少尉が部隊長副官に。
— 久生十蘭 『ノア』 青空文庫
それは無期徒刑囚のコシュパイユとシュニルディユーという二人です。
— LES MISERABLES 『レ・ミゼラブル』 青空文庫