介添え
かいぞえ
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
helper (e.g. for a sick person)
文例 · 用例
それを介添えするだけが医者の役である。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
あらゆる廷臣が今日はここへ来ることかと思われる列席者の派手に並んだ所へ、人の介添えを受けながらはいって来た若君は、大学生の仲間とは見ることもできないような品のよい美しい顔をしていた。
— 乙女 『源氏物語』 青空文庫
大僧正がお介添えまいらせて、予定のとおり御霊屋へご参拝が終わると、ご接待というのは塩花お白湯がたった一杯。
— 献上博多人形 『右門捕物帖』 青空文庫
長柄のかさを介添える。
— 献上博多人形 『右門捕物帖』 青空文庫
黙ってすうと這入って来ると、短檠の灯影をさけるようにして、その美しい面を横にそむけながら、大の字となっている兄のうしろに黙々と寝間着を介添えました。
— 旗本退屈男 『旗本退屈男 第一話』 青空文庫
したがって、座用の舟なぞも金には糸めをつけぬぜいたくな屋形船で、おあつらえどおりに涼しげなすだれを囲い、みやびたぼんぼりの灯ざしがちらちらと川風にゆらめく陰で付き添いのお腰元が蒔絵硯を介添え申し上げると、深窓玉なす佳人がぽっとほおを染めながら、紅筆とって恋歌を書きしたためる。
— へび使い小町 『右門捕物帖』 青空文庫
遠くてよくはわからないが、年のころならまず十七、八歳、面長中肉江戸型の美貌はまことに輝くばかりで、そばに控えた父先生の神宮清臣、ひとひざ下がって介添え役の小童。
— へび使い小町 『右門捕物帖』 青空文庫
と、見ると、なるほど窈窕としてあでやかなひとりの美人が、おどろ髪に両眼をきょとんとみひらいて、青白い面にはにたにたとぶきみな笑いをのせながら、妹の介添えうけてちょこなんとそこにすわっておりましたから、右門はすぐに言いかけました。
— 生首の進物 『右門捕物帖』 青空文庫
標準
bridesmaid
標準
cornerman