娘役
むすめやく
名詞
標準
female part or role (drama, kabuki, etc.)
文例 · 用例
ここはなかなかこの娘役者の骨の折れるところであろう。
— 寺田寅彦 『初冬の日記から』 青空文庫
放送劇の若い娘役は、いつもやけに快活で、靴下に穴のあいたような声を出し、色気があるのかないのか、いや色気などといういい言葉が勿体ないくらいだ。
— 織田作之助 『神経』 青空文庫
女優|衣川孔雀が娘役として近代劇協会へ入つた時、これを箱入にして蔵つて置かなかつたのは、舞台監督の上山草人であつた。
— 大正六(一九一七)年 『茶話』 青空文庫
小波の娘役は美しかつたが、何分手先を袖口の中に殺す事を知らない為、ニユツと両手を出してゐて、あまり好い格好ではなかつたが、さほどの悪落も来ず。
— 江見水蔭 『硯友社と文士劇』 青空文庫
此などはどんなことがあつても、真女形から出る気づかひのない娘役で、如何にも声帯の吹きゝれぬ時代の彼を見せた役柄である。
— 折口信夫 『市村羽左衛門論』 青空文庫
稀にお染のやうな娘役を見る事もあつた。
— ――中村魁車を誄す―― 『街衢の戦死者』 青空文庫
此までの歌舞妓の舞台を注意して見ると、なる程今までも、娘役のはしやぐ場合には、其が出て来ることがあつた、あれである。
— ――中村魁車を誄す―― 『街衢の戦死者』 青空文庫
若女形の時代から、娘役はわりに演じる事の少かつた彼は、いつまでも、娘から出た女郎や年増役を本領の様にしてゐた。
— 折口信夫 『芝居見の芝居知らず』 青空文庫
作例 · 標準
宝塚歌劇団の娘役は、優雅な立ち振る舞いと可憐な歌声で、多くのファンの心を掴んで離さない憧れの存在だ。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
彼は歌舞伎で娘役を演じる際、指先の動きから視線の配り方まで、徹底的に女性らしさを研究している。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
劇団のオーディションに合格し、彼女はずっと希望していた可憐なヒロインの娘役に選ばれた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview