真実一路
しんじついちろ
名詞
標準
path of sincerity
文例 · 用例
例えば、山本有三氏の労作「真実一路」と数年前に書かれた「女の一生」などとを比べると、この作者の進歩性が陥っている今日のスランプの客観的・主観的な性質が手にとるように感じられる。
— 宮本百合子 『今日の文学の展望』 青空文庫
「真実一路」において作者は、力一杯に今を生きることを人間の真実の姿として描こうとしているのであるが、それも、分に応じてその人の気質なりに生一本に生きるというだけでは、やはり人間行動の社会的な評価にまで迫った現実の文学的追求とはなり得ない。
— 宮本百合子 『今日の文学の展望』 青空文庫
」その後、「女の一生」「真実一路」につづいて目下「路傍の石」が東西両朝日新聞に連載中である。
— 宮本百合子 『山本有三氏の境地』 青空文庫
そして登場する人物、配役も、少くとも「津村教授」から「真実一路」に至る間は、小説と戯曲とでいくらかの違いこそあれ、これも些か注意ぶかい読者ならば、おのずから心づかずにはいられない反復をもって、良人以外の男と恋愛的交渉のあった妻、ある妻。
— 宮本百合子 『山本有三氏の境地』 青空文庫
「真実一路」に到って、この作者の核心を画すテーマの曲線は充実した力を失っている。
— 宮本百合子 『山本有三氏の境地』 青空文庫
「真実一路」の守川義平が、なすべきこととした生きかたの内容は、その主観的な考えかたで、「生命の冠」の有村恒太郎の行為より遙に社会性が尠く、貧弱化した。
— 宮本百合子 『山本有三氏の境地』 青空文庫
「真実一路」のこの主人公は、生涯の終りに当って、為すべきと信じてしたことが、現実には誤りの連りであったことを告白し得るのみであった。
— 宮本百合子 『山本有三氏の境地』 青空文庫
山本有三氏に「真実一路」という小説がある。
— ――今日の民衆、知識人への課題―― 『全体主義への吟味』 青空文庫
作例 · 標準
真実一路の精神で、彼は夢の実現に向けて努力を続けた。
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人生において、真実一路の道を進むことは容易ではない。
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彼女は、真実一路の生き方を貫き、多くの人々に感銘を与えた。
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ウィキペディア曖昧さ回避
真実一路(しんじついちろ)とは「真実のみを信じ、それを貫くこと」。「真意一到」(しんいいっとう)とも書く。
映画
出典: 真実一路 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0