立て看
たてかん異読 タテカン
名詞
標準
standing signboard
文例 · 用例
とつぜん目の前に、立て看板が出たよ。
— 海野十三 『新学期行進曲』 青空文庫
看板も、余が直々筆をふるって書いておいた」 なるほど、あちこち崩れている城門に、毒瓦斯発明院の立て看板が懸っていた。
— ――金博士シリーズ・5―― 『毒瓦斯発明官』 青空文庫
春は唯この一ともとに雑沓するという老木の枝垂れ桜は葉も落ちて、ただ黒々とさながら宵寝という姿であるのを、疎らな人通りの誰顧みる者もなく、平野屋の栗めしの立て看板が夜目にも白々として、少し前までは時刻がらごった返して居たらしいのが、今は掛けつらねた提灯のみが明るく、少しは静かになった風である。
— 岩本素白 『六日月』 青空文庫
岩亀横町から花咲橋を渡って、高島町の方へ出た河岸ぶちに、大きな立て看板が何屋か分らない店頭に立ててあった。
— ――四半自叙伝―― 『忘れ残りの記』 青空文庫
名古蝶八の物真似一座を筆頭に辻能、豊後節の立て看板。
— 上方の巻 『鳴門秘帖』 青空文庫
中村屋の、「かりんとう」とかいた卵色のたてかん、濃い緑と朱の縞のビスケットの角罐、少しさびの来た古いブリキ罐、そんなものが傍若無人に、どっしりした英国風の深紅色に唐草模様のうき出た壁紙の下につまれている。
— 宮本百合子 『道標』 青空文庫
作例 · 標準
駅前には、イベントの告知をする「立て看」がいくつか並んでいた。
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会場の入り口に、「立て看」で案内表示が出ていた。
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「立て看」は、一時的な掲示物としてよく使われる。
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