爆火
爆火
名詞
標準
文例 · 用例
電火、地火、劫火、敵火、爆火、手一つでも消しますでしゅ、ごめん。
— 泉鏡花 『貝の穴に河童の居る事』 青空文庫
戦火は熄み、親しく葉書して呉れたその人は爆火に仆れ、此に描かれた街々の、景情のことごとく氓びつくしてしまつたこと、繰返し説くにも当るまい。
— 正岡容 『下町歳事記』 青空文庫
ムーランで吉原がよひを楽しんでゐたそのわかものも、恐らくや界隈の山の手暮らしだつたらうから、同じ晩の爆火に焼かれてしまつたことだらう。
— 正岡容 『東京万花鏡』 青空文庫
かねて、巧みに偽装して、先頭に立てて来た一団の爆火船隊――煙硝、油、柴などの危険物を腹いっぱい積んで油幕をもっておおい隠してきた快速艇や兵船は――いちどに巨大な火焔を盛って、どっと、魏の大艦巨船へぶつかって行った。
— 望蜀の巻 『三国志』 青空文庫