菊菜
きくな
名詞
標準
edible chrysanthemum (Glebionis coronaria)
文例 · 用例
然しこれを歌つてゐるのがボオドレエルだと思ふと、船の沢山ゐる港、それも余り大きくない港が見えて来たりする。
— ――人と海―― 『海の詩』 青空文庫
あなたの不幸が大きくなればなるほど、そうして僕の愛情が深くなればなるほど、僕はあなたに近づきにくくなるのです。
— 太宰治 『葉桜と魔笛』 青空文庫
それが見るまに大きくなり、その中心から新しい芽が泉のわくようにわき上がり延び上がった。
— 寺田寅彦 『春六題』 青空文庫
この瘤は、いまから二十年ほど前、お爺さんが五十の坂を越した年の秋、右の頬がへんに暖くなつて、むずかゆく、そのうちに頬が少しづつふくらみ、撫でさすつてゐると、いよいよ大きくなつて、お爺さんは淋しさうに笑ひ、「こりや、いい孫が出來た。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
容貌太宰治 私の顏は、このごろまた、ひとまはり大きくなつたやうである。
— 太宰治 『容貌』 青空文庫
もとから、小さい顏ではなかつたが、このごろまた、ひとまはり大きくなつた。
— 太宰治 『容貌』 青空文庫
顏が大きくなると、よつぽど氣をつけなければ、人に傲慢と誤解される。
— 太宰治 『容貌』 青空文庫
私の耳朶は、あまり大きくない。
— 太宰治 『金錢の話』 青空文庫
作例 · 標準
すき焼きには、春菊特有の香りが欠かせない。
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おひたしにするために、菊菜をさっと湯がいた。
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子供の頃は苦手だった菊菜の味が、大人になってから好きになった。
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鍋物に入れる菊菜は、あまり煮すぎない方が食感を楽しめる。
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