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来船

らいせん
名詞
1
標準
文例 · 用例
受けに入った同社は従来船便で送っていたトランシーバーの九〇パーセントを航空便にまわしてアメリカ市場の急拡大に応えたが、一九七六(昭和五十一)年一月十五日にはついに貨物輸送専用のジャンボ機をチャーターして三万八〇〇〇台を一気に空輸するにいたった。
富田倫生 パソコン創世記 青空文庫
一時間の後に二人の警部が十数人の巡査を連れて来船した。
有島武郎 かんかん虫 青空文庫
○コロラド丸出帆 過般来船内にチブス患者発生したるため、横浜に停船を命ぜられおりし沙市行客船コロラド丸は一昨十二日解禁されたるを以て今十四日午後六時出帆、定期航路に就く事となれり。
夢野久作 暗黒公使 青空文庫
煙を上げて走る、鋼鉄で装われた舶来船で、表象されている異国の力と、知識とを得んがためには、同じ船を作るより外に、最初の手がかりは無いはずであった。
直木三十五 南国太平記 青空文庫
ところが、舶来船の砲を見ると、鋼鉄製百二十斤、元装の連発砲さえ出来ておる。
直木三十五 南国太平記 青空文庫
処女航海の船出に、こうして二度までも冷やひやさせられたので、乗組員の中には、不吉な予感――と迄のものではなくても、何となく気を腐らせた者もあったが、由来船乗りは迷信家揃いである。
牧逸馬 運命のSOS 青空文庫
新嘉坡以来船では俄に乗客を加えたから、その朝一緒に上陸する男女の同胞も可成多かった。
島崎藤村 新生 青空文庫
(家来船を止める)俊寛 (不安の極に達し)康頼殿、わしはあなたを信じますぞ。
倉田百三 俊寛 青空文庫