絞り首
しぼりくび
名詞
標準
文例 · 用例
飛び込め、アーチィ、飛び込むんだ、絞り首だ!
— THE RED-HEADED LEAGUE 『赤毛連盟』 青空文庫
あんなものを考え出しおった奴は、絞り首にしても飽き足りないと思いますわい。
— または チチコフの遍歴 第一部 第一分冊 『死せる魂』 青空文庫
白楊の木へぶら下げて、絞り首にしてやっても、あきたりないぞ」「神が考え出されなかったら、文明というものも、てんでなかったでしょう」「なかったかもしれんというのか?
— 上 『カラマゾフの兄弟』 青空文庫
あに牢獄を、絞り首を怖れんや。
— 坂口安吾 『余はベンメイす』 青空文庫
絞り首は恐入るけれども話の景気といふもので、ザッとかういふぐあひに御返事申上げた。
— 坂口安吾 『余はベンメイす』 青空文庫
絞り首は恐入るけれども話の景気というもので、ザッとこういうぐあいに御返事申上げた。
— 坂口安吾 『余はベンメイす』 青空文庫
また検非違使庁には、布十五反以上を盗んだものは、律では絞り首、格では十五年の使役という擬文律があるが、それでは聖叡にそわないから、死罪はないことにし、盗んだ布も使庁のほうで十五反以内に適宜に格下げして、十五年の徒役が半分ですむように骨を折ってやる。
— 久生十蘭 『無月物語』 青空文庫
ウルフは家に入るなり、うなだれてしまい、尾は地面に垂れさげるか、股のあいだに捲きこんで、絞り首にでもされるような様子でおずおずと歩き、しきりにヴァン・ウィンクルのかみさんを横目でうかがうのだった。
— ディードリッヒ・ニッカボッカーの遺稿 『リップ・ヴァン・ウィンクル』 青空文庫