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竜灯

りゅうとう
名詞
1
標準
phosphorescent lights seen at sea at night
文例 · 用例
風はすっかり止み、あたりには霧が立ち籠めてしまって、遊郭の灯りなどは海を距てた山上の竜灯のように潤んでいます。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
その夜は、かの村人もこれを竜灯と唱えて、イザ竜灯に出かけんと申し合わせて漁業に出るということだ。
井上円了 おばけの正体 青空文庫
この説明いまだ全く信許し難いけれども、わが国にて古来、海上に竜灯が上がるといい伝うる中には、このように漁火を誤り認めたるもあるであろう。
井上円了 おばけの正体 青空文庫
例えば、出雲大社の竜灯、備中|吉備津の宮の釜鳴り等、鬼神の威光に託して、巫覡等の愚民を欺き、銭を求むるの術とす。
井上円了 迷信解 青空文庫
怪火とは、竜灯、鬼火、狐火、不知火のごとき、火のあるまじき所に火光を見る類を申すのじゃ。
井上円了 迷信解 青空文庫
怪火のうちに不知火のごとき小虫より生ずるものあれど、鬼火、狐火、竜灯、天狗火などは、みな空中に浮遊せる燐火であろうと思わる。
井上円了 迷信解 青空文庫
竜灯、拍子木、松明、潮穴等、いずれもむかしは神力の霊妙作用によって起こりしように考えられたが、今日も同様の信仰を持っているものが多い。
井上円了 迷信と宗教 青空文庫
東西ともに怪火の種類すこぶる多く、狐火、鬼火、火の玉、竜灯、火柱、火車等、いちいち列挙することはできぬ。
井上円了 迷信と宗教 青空文庫
作例 · 標準
嵐の夜、漁師たちは海上に浮かぶ正体不明の竜灯を見て、龍神の怒りだと恐れた。
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古くからこの地域では、特定の気象条件で見える蜃気楼を竜灯と呼んできた。
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暗闇の海にぽつんと灯る竜灯の正体は、夜光虫の群れかもしれないと言われている。
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