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銀白色

ぎんはくしょく
名詞
1
標準
silvery-white
文例 · 用例
婦人用の烟管の吸口と雁首に附けた金具に、銀と赤銅とを用いて、銀白色の帯青灰色との横縞を見せているのがある。
九鬼周造 「いき」の構造 青空文庫
クラカトア火山の爆破の時に飛ばされた塵は、世界中の各所に異常な夕陽の色を現わし、あるいは深夜の空に泛ぶ銀白色の雲を生じ、あるいはビショップ環と称する光環を太陽の周囲に生じたりした。
寺田寅彦 塵埃と光 青空文庫
そのかわり、ラッパのような口からは、銀白色の粉が噴火する火山灰のようにふきだし、陳列棚の方からのびてくるきみのわるい黒い煙をつつみはじめた。
海野十三 金属人間 青空文庫
黒い煙は、いったん銀白色の膜につつまれたが、まもなくそれを破って、あらしの黒雲のように――いや、まっくろな竜のように天じょうをなめながら、のたくりまわった。
海野十三 金属人間 青空文庫
全体に銀白色の金属でつくられたこの自転車はいかにも新しげだつた。
田畑修一郎 医師高間房一氏 青空文庫
銀白色のうつくしい姿の噴行艇だった。
海野十三 大宇宙遠征隊 青空文庫
足尾山は、中宮祠湖畔の二荒山や、奥日光の峻峰を掩い隠しているけれど、わが上新田から一里半ばかり南方の玉村町近くへ行くと赤城と足尾連山の峡から奥白根の高い雪嶺が、遙かに銀白色の光を放っているのを眺め得よう。
佐藤垢石 わが童心 青空文庫
日本の児女がその身に纏はんとする絹布の白さは魚類の腹の白さ(即ち銀白色)なり。
永井荷風 江戸芸術論 青空文庫