一生の不覚
いっしょうのふかく
表現名詞
標準
greatest mistake of one's life
文例 · 用例
庄太が一生の不覚、あやまりました」 彼はしきりに恐縮していた。
— 唐人飴 『半七捕物帳』 青空文庫
俺も一箇の女|故に身を誤つたその余が、盗人家業の高利貸とまで堕落してこれでやみやみ死んで了ふのは、余り無念とは思ふけれど、当初に出損つたのが一生の不覚、あれが抑も不運の貫一の躯は、もう一遍|鍛直して出て来るより外為方が無い。
— 尾崎紅葉 『金色夜叉』 青空文庫
女の愛に心ひかされ、油断せしが一生の不覚……。
— 岡本綺堂 『平家蟹』 青空文庫
日頃から物の用に立たぬは手書じゃとあざけり、まして法師のたぐいは、木の折れかなんどのように思い侮っていたは師直が一生の不覚であったよ。
— 岡本綺堂 『小坂部姫』 青空文庫
「いや、一生の不覚、面目次第もござらぬ。
— 岡本綺堂 『三浦老人昔話』 青空文庫
「君を悪物喰といつたのは小生一生の不覚、自今如何やうな事があつても悪物喰などとは決して申すまじ、後日のため一|札仍而如件。
— 大正六(一九一七)年 『茶話』 青空文庫
帆村一生の不覚だった。
— 海野十三 『蠅男』 青空文庫
しかも、このごろのように下関から飛行機そのほかで自由に取り寄せられ、あるいは下関そのままのふぐ料理屋が東京に少なからず散在する際だから、この美食恵沢に未だ出合わない薄幸者は一生の不覚を悔に残さぬよう、翻然なにをおいてもまずふぐ料理の美味を試むべきである。
— 北大路魯山人 『河豚食わぬ非常識』 青空文庫
作例 · 標準
「暗証番号をメモした紙を落としてしまうなんて、銀行員として一生の不覚だ。」
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
「まさか一番信頼していた部下に裏切られるとは、私の人生における一生の不覚といえる。」
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
「詰めが甘かったせいで、土壇場で逆転負けを喫したのは、チームにとって一生の不覚だった。」
幻辭AI · gemini-3-flash-preview