徃訪
徃訪
名詞
標準
文例 · 用例
緑石君はまだ見ぬ友のなかでは最も親しい最も好きな友であつた、一度来訪してもらふ約束もあつたし、一度徃訪する心組でもあつた。
— 大田 『行乞記』 青空文庫
樹明君徃訪(学校に)、大村君来訪(午後半日)。
— 山口 『行乞記』 青空文庫
醤油も煙草も、そして出さなければならない端書もないので、学校に樹明君を徃訪して五十銭玉一つを強奪した、そしてその残金でKに立寄つて氷を一杯たべた、Kへは五月ぶり、氷は今年最初のそれだつた。
— 山口 『行乞記』 青空文庫
敬坊なか/\戻つて来ない、二人でぢり/\する、二人だけで物足りない夕飯を食べて、敬坊の家の方へ散歩する、樹明君は敬君徃訪、私は帰庵、水を汲んだり汚れ物を洗つたりしてゐると、果して敬坊来車、酒を持つて、間もなく樹明も来車、茹鮹を下げて。
— 山口 『行乞記』 青空文庫
今日は樹明居徃訪を約してゐる、樹明君も待つてくれてゐるだらうか、同行の敬治君も待ちあぐんでゐるだらう。
— 仙崎 『行乞記』 青空文庫
樹明君を徃訪して、帰庵して、御馳走をこしらへて待つ、待ちきれなくて街をあるく、帰つてみれば、樹明君はちやんと来てゐて、御馳走を食べてゐる、さしつさゝれつ、とろとろとなる、街へ出てどろ/\となつて別れる。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
砂君と共に、もう一度、樹明徃訪、二十年振の昔話、それから庵で、三人でよい酒うまい酒を飲む、砂君宿泊。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
樹明君を学校に徃訪する、数日ぶりに話した。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫