ガラス屋
ガラスや
名詞
標準
glazier
文例 · 用例
〔雪とひのきの坂上に〕宮沢賢治雪とひのきの坂上に粗き板もてゴシックを辛く畳みて写真師の聖のねぐらを営みぬぼたと名づくる雪ふりていましめさけぶ橇のこらよきデュイエットうちふるひひかりて暮るゝガラス屋根
— 宮沢賢治 『〔雪とひのきの坂上に〕』 青空文庫
散歩のついでに時々本郷神田辺のガラス屋などを聞いて歩いたが、どこの店にも持合わせなかった。
— 寺田寅彦 『石油ランプ』 青空文庫
コップがないというと、またはしりだして今度はガラス屋からコップを一つさらって来た。
— 堺利彦 『獄中生活』 青空文庫
そのガラス屋根ごしに、時おりは何かこう青い色が見えるのでした。
— ATTALEA PRINCEPS 『アッタレーア・プリンケプス』 青空文庫
あなたの幹は丈夫ですし、それにあと一伸びすればガラス屋根にとどくんですわ。
— ATTALEA PRINCEPS 『アッタレーア・プリンケプス』 青空文庫
硯箱一ぱいに千代紙をしいて、硝子を――ガラス屋がそうはなかったから、機械の亀の子やその他の玩具の箱の蓋を集めて具合よく敷きこんで、金、銀の丈長や、金銀をあしらった赤や緑の巾広の丈長を、種々の透しを切り込んで屏風をこしらえて、姐さまを飾りはじめる。
— 長谷川時雨 『源泉小学校』 青空文庫
金田へ着いたのが丁度十二時半、十二時のぽーは馬道のガラス屋の前で聞いた。
— 林芙美子 『夜福』 青空文庫
ガラス屋根の絵画展覧会。
— 宮本百合子 『ズラかった信吉』 青空文庫