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鋭気

えいき
名詞
1
標準
courage
文例 · 用例
暑ければ暑い程鋭気に満ちて来る。
押川春浪 本州横断 癇癪徒歩旅行 青空文庫
執事は大助を彼方の一室へ案内し、はたと閉ざして立去りける跡に、大助は多時無事に苦みつ、どうどうとしこを踏みて四壁を動かし、獅子のごとき力声を発して、満腔の鋭気を洩しながら、なお徒然に堪えざりけり。
泉鏡花 金時計 青空文庫
吉備高島には、古事記に依れば、八年御滞在になつたとの事であるが、此の地方に、古墳等の遺跡の多いのを考へても、此処を仮の都として、山陽四国地方の経営に当られ、武器を整備し、鋭気を養ふと同時に、大和地方の情勢を偵察されたのではあるまいか。
菊池寛 二千六百年史抄 青空文庫
」「うむ――」 と彼は大きく点頭いたが、鷲のやうな感じのする自分の鼻先を鋭気な眼つきで凝と見降すやうに眼蓋を伏せて、「鼾声雷の如しなんていふ自惚れは凡そ現代には通用せん厄病だよ。
牧野信一 奇友往来 青空文庫
それまでは鋭気をやしないながら、飛行島の様子を通じて相手国の出ようをにらんでいなければならぬ。
海野十三 浮かぶ飛行島 青空文庫
熱情的な農民等が、明治維新によって目醒された自由平等の理想に鼓舞されて、延びよう延びようとする鋭気を、事々に「お上」の法によって制せられ、幻滅を感じるが如何うにかして新生活を開拓しようと努めた跡が、ありありと見える。
宮本百合子 蠹魚 青空文庫
もし又君の為に然らずとせんか、かの近来の赤大根は君の小説に感奮し、君の評論に蹶起したる新鋭気鋭の青年にあらずや。
芥川龍之介 八宝飯 青空文庫
かうして、古今集の歌風は、宇多の趣味・醍醐の鋭気に保護せられて、奈良以来の旧貴族階級の歌風を圧倒した。
後期王朝文学史 女房文学から隠者文学へ 青空文庫
作例 · 標準
彼は危険を顧みず、鋭気を鼓舞して敵陣に突入した。
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その若者は、不正に対して鋭気を燃やし、立ち上がった。
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「大丈夫、私ならできる!」と、鋭気を込めて自分に言い聞かせた。
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