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披閲

ひえつ
名詞
1
標準
文例 · 用例
暇あれば内外の典籍を披閲して以て才識に資す。
幸田露伴 運命 青空文庫
諸子は環坐して古本を披閲し、これが論定をなした。
森鴎外 渋江抽斎 青空文庫
わたくしは初め二世池田全安さんの手より此巻物を受けて披閲した時、京水の轗軻不遇の境界をおもひ遣つて、嗟歎すること良久しかつた。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
――一応、公文をお披閲ねがいとう存じまする」「どれ……」 と、文彬は花梨の大机から向き直って、正式に、何濤の手から公文を受領し、即座にそれを披いてみた。
吉川英治 新・水滸伝 青空文庫
――芳札披閲ソノ意ヲ得候――という起筆から堂々とした文面で、終りには、当|籠城ノ衆ハ、一旦身命ヲ、勝頼方ヘ武恩トシテ報イ居リ候ヘバ、臆病ナル輩ニハ準ズベカラズ、早々御馬ヲ寄セラル可候。
第六分冊 新書太閤記 青空文庫
然ルニ近日、コノ「選択集」ヲ披閲スルニ、悲嘆甚ダ深シ。
吉川英治 親鸞 青空文庫