筆無精
ふでぶしょう
名詞
標準
文例 · 用例
兄様も一両日中に手紙を差しあげるとか申して居りますが、何分御存じのとほり筆無精ですから当てにはなりません。
— 牧野信一 『〔婦人手紙範例文〕』 青空文庫
その間彼はずっとこの郷里に引込んで居り、筆無精のお互いの間には手紙のやりとりも断えていたのであった。
— 若山牧水 『みなかみ紀行』 青空文庫
則子 郵便局をやつてるから云ふわけぢやないけど、あたし、筆無精ぐらゐ癪にさわるもんないわ。
— 岸田國士 『浅間山』 青空文庫
青木利元さんも筆無精ね。
— 岸田國士 『浅間山』 青空文庫
お父さんは新聞記者でも手紙となると大の筆無精で、容易に書かない。
— 佐々木邦 『親鳥子鳥』 青空文庫
筆無精な自分も芥川には時々手紙を書いた。
— 佐藤春夫 『芥川龍之介を憶ふ』 青空文庫