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名詞
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標準
文例 · 用例
彼灑応対進退の節と説き、寡妻に法り、兄弟に及ぶと云い、国を治むるのもとは、家を治むるにありと云い、家整うて国則整うと云い、其の家庭の問題を如何に重大視したか、詩経などの詩を見ても、家庭を謳うたものが多いのである。
伊藤左千夫 家庭小言 青空文庫
二人は社に向ってゆく、空は未だ全く暗くなってはしまわぬ、右手の農家の前では筒袖をきて手拭を冠った男が藁しべなどをいている、左手の何か大きい四角の石で女らしいのが頻りに藁を打って居る、夜なべに縄をなうか、草履でもつくるのであろう。
伊藤左千夫 八幡の森 青空文庫
二三日前に百花園からつるの手をつけてある目籠に長命菊つくし石竹の苗其他数種の青草を植込にしたやつを買って来て置いたのを持って往ったのであるきょうは暖炉の除をやったとの事で先生は八畳の座敷に石油暖炉をたき東向になってねていられた。
伊藤左千夫 根岸庵訪問の記 青空文庫
きも済み餅搗きも終えて、家の中も庭のまわりも広々と綺麗になったのが、気も浮立つ程嬉しかった。
伊藤左千夫 守の家 青空文庫
勿論僕とは大の仲好しで、座敷をくと云っては僕の所をのぞく、障子をはたくと云っては僕の座敷へ這入ってくる、私も本が読みたいの手習がしたいのと云う、たまにはハタキの柄で僕の背中を突いたり、僕の耳を摘まんだりして逃げてゆく。
伊藤左千夫 野菊の墓 青空文庫
コラァさっさと除をやってしまえ。
伊藤左千夫 野菊の墓 青空文庫
鹽花こそふらね跡は一まづき出して、若旦那退散のよろこび、金は惜しけれど見る目も憎ければ家に居らぬは上々なり、何うすれば彼のやうに圖太くなられるか、あの子を生んだ母さんの顏が見たい、と御新造例に依つて毒舌をみがきぬ。
樋口一葉 大つごもり 青空文庫
塩花こそふらね跡は一まづき出して、若旦那退散のよろこび、金は惜しけれど見る目も憎ければ家に居らぬは上々なり、どうすればあのやうに図太くなられるか、あの子を生んだ母さんの顔が見たい、と御新造例に依つて毒舌をみがきぬ。
樋口一葉 大つごもり 青空文庫