渡し手わたして名詞1標準文例 · 用例私どもは貧苦の世界に住み馴れ、どうあろうと、食の道などは、ものの数でもなかったのに、あなたは一年先の扶持米まで借りだし、代渡し手形に裏判をつき、二度の食をつめ、水を飲んでまでいたわってくださるのだが、その親切が重石になり、あるにあられぬ思いがした。— 久生十蘭 『奥の海』 青空文庫