暮らし振り
くらしぶり
名詞
標準
lifestyle
文例 · 用例
たとへば十年会はなかつたおたきに会つて、会はない時のくらしぶりを話してごらんと言はれるのだつた。
— 坂口安吾 『老嫗面』 青空文庫
「どういうんでしょう」 一家という言葉にあらわされている父と母、弟とその妻となるおそらくは小枝、妹のつや子という佐々一家の人々を、七月一日にマルセーユに着く顔ぶれとして想像することは、日頃の一家のくらしぶりを知っている伸子にとってあんまり予想外だった。
— 宮本百合子 『道標』 青空文庫
とらが市電やバスを停車させたり、「天松」からてんぷらをせしめたりするのを見たとしても、自分のくらしぶりを変えようとは思わないだろうし、まずとらと自分との、くらしぶりを、比較する気にさえならないであろう。
— 山本周五郎 『季節のない街』 青空文庫
ここの住人で株屋街へ出入りするような者はいない、とすればその噂は当人の口から出たと考えるほかはないし、彼の日常のくらしぶりを見ると、ときどきどこかで、幾らかずつ儲けて来ること、それも日雇い労務や、臨時仕事ではなく、手をきれいにしたままで儲ける、ということは確かなようであった。
— 山本周五郎 『季節のない街』 青空文庫
内職は娘たちも手伝うので、みんなを合わせればちょっとした額になると思われるのだが、くらしぶりは驚くほど質素であり、毎日の生活のどこを捜しても、これがむだだというものは一つもなかった。
— 山本周五郎 『季節のない街』 青空文庫
作例 · 標準
彼の豊かな暮らし振りは、多くの人を羨ましがらせた。
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田舎での質素な暮らし振りにも、満足している。
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裕福な家庭の暮らし振りは、メディアでよく取り上げられる。
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