荒武者
あらむしゃ
名詞
標準
daredevil
文例 · 用例
」「ふふふふ、弱いなうお前等は……」 定めてあの張作霖がそんな風に相好を崩してのけぞり返つただらうと思ふと、その昔馬賊の荒武者だつたといふ人のよさも想像されて、無殘な爆彈に血染められたと言ふその最後が傷ましくも感じられはしないだらうか?
— 南部修太郎 『麻雀を語る』 青空文庫
これを見ると氏郷に随って来た蒲生源左衛門、蒲生忠左衛門、蒲生四郎兵衛、町野左近将監、新参ではあるが名うての荒武者佐久間玄蕃が弟と聞えた佐久間久右衛門、同苗舎弟源六、綿利八右衛門など一人当千の勇士の面々、火の中にもあれ水の中にもあれ、死出|三途主従一緒と思詰めたる者共が堪り兼ねてツツと躍り出た。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
彼の茶と学問の奨励は、元亀天正の荒武者たちの品性を高めるためであり、同時に、幼時から粗暴と云はれる自らの性行の反省修養のためであつたとも考へられる。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
ある時私が、電報で応援を求とめられて駆けつけて見ると、あの人は二人の荒武者に詰め寄られて、或る手ごわい談判に攻められてゐる最中でした。
— 牧野信一 『捜語』 青空文庫
荒武者は茶飲み茶碗か何かで酒をあをりながら、あの人を、おどしたり、すかしたり、様々に弁舌を弄して強談判を持ちかけてゐるのですが、決して埒があきません。
— 牧野信一 『捜語』 青空文庫
荒武者は、業を煮やして、稍ともすれば大声を挙げて、自分達が、如何に物凄い、人を人とも思はぬ、世の中で何も俺達は怖ろしい者を知らぬ!
— 牧野信一 『捜語』 青空文庫
と私は吃驚りして、なるべく彼等の反感をそゝらぬやうにと念じながら、一生懸命に和やかな顔をして、稀大の荒武者の傍らに坐りました。
— 牧野信一 『捜語』 青空文庫
と、実に実にねんごろに説き伏せるのですから、荒武者だつて、鬼ではないのだから、坐り直つて、静かに盃をとるより他はなくなるのです。
— 牧野信一 『捜語』 青空文庫
作例 · 標準
私は毎日荒武者について考えている。
荒武者という言葉は日本語で重要だ。
彼は荒武者の意味を理解している。
この文には荒武者が含まれている。