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民戸

みんこ
名詞
1
標準
private house
文例 · 用例
正平の十九年に此処の道祐というものの手によって論語が刊出され、其他|文選等の書が出されたことは、既に民戸の繁栄して文化の豊かな地となっていたことを語っている。
幸田露伴 雪たたき 青空文庫
玉川向山も間近くみわたされて、かたわらの民戸に腰かけてこゝの風景をうつす。
木暮理太郎 嘉陵紀行 青空文庫
難波から京都の附近一帯にわたって、めずらしい大風がふいて、ちょうど、五月雨あげくなので、河水は都へあふれ、難波あたりは高潮が陸へあがって、無数の民戸が海へさらわれてしまった。
吉川英治 親鸞 青空文庫
官では、施薬院をひらいて、薬師だの上達部だのが、薬を施したり、また諸寺院で悪病神を追い退ける祈祷などをして、民戸の各戸口へ、赤い護符などを貼りつけてしまったけれど、旱にこぼれ雨ほどのききめもない。
吉川英治 親鸞 青空文庫
男の子オか」「それがあんた、未だ生れてみんことにゃ……」 新世界の寄席の前で客を降ろすと、他吉はそのまま引きかえさず、隣の寄席で働いている娘の初枝を呼びだした。
織田作之助 わが町 青空文庫
腹巻の底へしっかりいれて、ちょいちょい押えてみんことにゃと金造にいわれたことを思い出し、そのようにした。
織田作之助 放浪 青空文庫
腹巻の底へしっかりいれて、ちょい/\押えてみんことにゃと金造にいわれたことを思い出し、そのようにした。
織田作之助 放浪 青空文庫
」「それがあんた、未だ生れてみんことにゃ……。
織田作之助 わが町 青空文庫
作例 · 標準
この町には、昔ながらの瓦屋根の民戸が並び、静かで落ち着いた雰囲気が漂っています。
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開発が進む中でも、この地域にはまだ多くの民戸が残っており、人々の暮らしが営まれています。
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遠い故郷を思い出すとき、温かい光が灯る民戸の情景が目に浮かびます。
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